私は小学生の頃から、ちょくちょく学校を休んでいて、軽い不登校を繰り返していました。
休む理由は「算数(数学)をやりたくない」だとか、「泳げないのに水泳交歓会の練習に出たくない」だとか、その日その日の時間割にやたら左右されていたと思います。
高校に入ってからは流石に大人に近付いている自覚も芽生え始め、これは流石に甘えてらんないなと思って最初の内は頑張って登校していたんですが、私立というのもあってか、先生たちの厳しさが肌に合わなくて志半ばで嫌になり、中退してしまいました。
親は何も言わなかったんですが、やはり兄達は私を責め立てるので、兄らが帰ってくる直前に出掛けてファミレスやファーストフード店に逃げ込むという日々を繰り返していました。
そんな腐った日常を送っていた時に友達と会ったら、その子が行ってる通信制高校に通わないかと誘われました。
正直、どうせまた自分は辞めちゃいそうな気がしたし、あんまり乗り気になれなかったんですが、自宅学習に専念してもいいって話だったし、やるだけやってみようと思って親に相談したら、とっても喜んで貰えて、兄達もホッとした表情を浮かべていました。
登校ペースは週に3回くらいで、自分にしては割と行ってたと思います。
自宅学習は休日に兄達も勉強を教えてくれて、何とかレポートを作成出来ていました。
周りのサポートがあったのが大きかったですけど、こんな甘ったれな私でも卒業資格を得る事が出来て、卒業できると決まったら、何だか肩の力が一気に抜けてしまいました。
通信制高校を卒業してからは大学に進学し、苦手だった勉強にも何とか付いて行ける様にはなり、将来の夢を模索しながら日々奮闘しています。