中学生のときから、学校があまり好きになれなくていつも友達と遊んでばかりいて、しだいに学校に行かなく不登校になってしまいました。気付いたら中学3年生で、高校だけは行かなくてはと思って、全日制高校に入学しました。でもやはり学校が好きになれない私にとっては、学校に通えなくなり、不登校になり、高校を中退してしまいました。そのころからお菓子作りという趣味がありまして、毎日必ず1個か2個は作っていました。家族が寝静まってからの夜な夜なケーキやお菓子を作っていたんです。ベーグルが一番得意でほかにもロールケーキやクッキー、モンブランなども作っていました。作ったものは自分で食べたり、次の日に友達に配ったりして、そうしているうちになんとなく将来はパティシエになりたいなと思っていました。高校は卒業しなきゃと考えていた私は、通信制高校でお菓子を作りながら高校を卒業できる学校があると前の担任の先生から聞いて、即決で入学を決めました。