高校中退をする理由の最たるものが、“学校に合わなかった”というものです。勉強についていけなくなったという理由だけで高校中退を選ぶ人はむしろ少なく、その理由のほとんどは学校に合わなかったという感覚的・生理的なものなのです。
高校中退の主な原因は人間関係
勉強が難しくてついていけなくなったとしても、学校自体が嫌いじゃなければ学校を辞めようとまでは思いません。しかしそこで中退という選択をするのは、先生・クラスメイトとの間における人間関係のトラブルが挙げられます。先生と折が合わない、友達がいない、イジメに合っているなど、そういった理由から高校中退をするパターンがほとんどです。もちろん、自分の新たな夢や目標を叶えるために辞めるというポジティブな中退もありますが、やはり多いのはネガティブなものです。
ひとりで悩まず様々なツールを活用しよう
最近は学校ごとにスクールカウンセラーがいる場合や、特別学級の配備、または外部にそういった若者の相談を受け付けてくれる機関が設置されるなど、環境も変わりつつあります。精神的苦痛を感じてまで学校に通い続ける必要はありませんが、辞めずに済む方法があるのならそれを模索してみるのも良いでしょう。